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【体験談】自然分娩予定が、まさかの緊急帝王切開になりました

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一人目の妊娠で、まさかの緊急帝王切開を経験しました。
妊娠中のこと、入院した時のこと、緊急帝王切開に至るまでの流れをお話します。こんな出産もあるんだな〜と参考になれば幸いです。

自分は自然分娩で産むものだと思っていた

初めての妊娠。私は何の疑いもなく、自然分娩で出産するイメージばかりしていました。
出産に関する本を読んだり、動画を見たりして、「赤ちゃんと一緒に頑張るんだ!」と、ワクワクとドキドキが混ざった気持ちで過ごしていました。それもそのはず、妊娠期間中何も問題なく順調に過ごせていたのです。

妊娠期間は順調だった

妊婦健診は毎回特に問題なく終え、無事に臨月を迎えることができました。途中で一度逆子になっていて、ドキッとさせられましたけどね。

赤ちゃんの大きさは平均的、NST検査(赤ちゃんが元気か調べる検査)でも、「元気ですね」と言われて安心していました。

毎回、「大丈夫かな」「何か問題はないかな」「赤ちゃんは元気かな」とドキドキしながらの健診でしたが、臨月までくると、もう後は出産!と気持ちが向いていました。

切迫流産や切迫早産になった知人がいたので、何事もなく出産当日を迎えることは奇跡的だと思っています。

切迫になる時期を無事に越えた為、赤ちゃんは自然分娩で産まれてくることに何の疑いもありませんでした。

予定日を超過した

予定日を超過しても、お産の気配が全くありませんでした。
その時の健診の様子をお話します。

健診①(40週1日)

どんな状態か少しドキドキしながら健診を受けました。
そこでの先生の言葉は、

焦らなくていいよー。普通~に過ごして。

まぁ、予定日はあくまで予定日だし。

と、言葉の通り私は焦りませんでした。

健診②(40週4日)

予定日を4日過ぎても全くお産の気配がありません。

全然だね~。

と、先生。

そして、今後の流れを提案していただきました。

自分の力で出てこれるような処置をして、翌日の午前中まで様子を見る。
→そこでの様子次第で、今後どうするかを決める。
帝王切開の可能性もある。

この診察後、会計を待ちながら涙が出てきたのでした。

私は、自然に陣痛がきて出産するということ以外考えたことがなかったのです。そして、何より処置や帝王切開という言葉が怖くて仕方ありませんでした。

ここまで何の問題もなく、妊娠生活を送ってこれていたので、余計にショックでした。

そして、夫を立ち会わせてあげられないかもしれない…と、申し訳ない気持ちと悲しい気持ちが入り混じってまた涙。
マスクで、止まらない涙を隠していました。

突然来たお産の気配(40週5日)

ところが、翌日の40週5日、「ん???」という出来事が。
お産の気配がしたのです。

12時頃から定期的にくる下腹部の鈍痛。

13時近くになって、「あれ?定期的にきてる!」と思い、陣痛カウントをやってみました。

陣痛カウントとは、痛みがどのくらい続き、どのくらいの間隔できているかを数えることです。
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陣痛カウントは、アプリを使うと便利

痛みが始まった時と、収まった時にボタンを押すと、継続時間や間隔が記録されます。
病院に様子を伝える時に必要な情報なので、事前に陣痛カウントアプリを入れておくことをおすすめします。
かなりの痛みだったので、ボタンを押すだけで記録されるのは本当に助かりました。

私が使っていたのは、「陣痛きたかも」というアプリです。

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陣痛という確信が持てないので、「きたかも」という言葉に安心させられました。

結局、病院へ行くことはなかった

結局夜までずっと鈍痛が続いたのでした。

けれど、痛みがくる間隔が、8分、15分、8分、6分…という感じで、10分間隔と言われている陣痛とは違うようでした。

その時の鈍痛を例えるなら、ものすごく重い生理痛。

動くことができず、ふぅーーーーーっと息を吐くことに、とにかく集中していました。

そして、22時を過ぎた頃から鈍痛がくるタイミングが10分を切り始めました!

0時になり、思い切って病院へ連絡。
しかし、初産なので、「5分間隔になったら連絡をください」と言われてしまいました…(笑)

その後は、7分、6分…となかなか5分間隔にはならないけれど、痛みはどんどん強くなっていき、ベッドの中で半泣きする私。

この時の痛みを例えるならば、

腰を内側から無理矢理押し広げられながら、経験したことのないひどく重い生理痛がくるのと同時に、猛烈な便意が肛門を襲う

本当にそんな感じでした(笑)

結局2時過ぎまでこんな感じでしたが、眠気が勝り、いつの間にか眠ってしまっていました。
眠れてしまうってことは、陣痛じゃなかったのか…なんてちょっとがっかり。

でもあの痛みが去ったので、ちょっとホッとしたのも事実です(笑)

鈍痛はくるが間隔がバラバラ(40週6日)

結局その翌日の40週6日は、鈍痛はくるものの、間隔が40分、10分、30分…とひどいバラつきようでした。
前日のあれはなんだったのでしょう(笑)

もうこの時点で、前回の健診で言われていた、入院→処置で様子見を覚悟し始めたのでした。

入院(41週0日)

病室に入る前の健診で、ビショップスコアを確認してもらった時のお話です。

ビショップスコアとは、子宮口の状態をスコア化したものです。9点以上でお産が進むとのこと。

突然上がっていたビショップスコア

3日前の健診では、スコアが3でした。
先生に、「全然だね~」と言われていた私ですが、なんとこの日の健診では、スコアが9に上がっていたのです。

3から9!一気に上がっていて驚きました。

先生も、「いい感じだけどな~。」と言ってくれたので、もしかしたら、自然分娩できるかもしれないと、期待し始めました。

麻酔とか促進剤とか色々やることに抵抗があったのです。
希望が見えて、びっくりすると同時にとても嬉しかったです。

病室で食べている時に、陣痛らしきものがきていました。

どういう出産になるかはわからないけど、間違いなく数日以内にはお腹の子に会えるんだ…!
そんなわくわく、ドキドキした気持ちでこの日は眠りにつきました。

出産当日(41週1日)

出産当日の様子についてです。

無痛分娩を提案される

診てもらった結果、無痛分娩を提案されました。

内診での私の様子を見て、自然分娩だと難しいとの判断でした。
痛みに弱い私は、内診の時点で相当怖がっていたか、痛がっていたのでしょう。

予想外の無痛分娩に戸惑いましたが、先生が言うならよっぽどなんだろうという思いと、自分が痛みに弱いのは自覚していたので、受け入れることにしました。

書類に目を通しながら、麻酔やらなんやらのこれからの恐怖に襲われ、目で字を追うだけになっていました。

点滴すら人生で初めて。

入院直後に点滴をされ、その恐怖に耐えた!と思っていたのに、更なる恐怖が待っているなんて…。

書類にサインすると、すぐに手術室へと移動になりました。
手術室という名前も怖く、内心泣いていました。
背中を出し、手術台の上で丸まる形で横になりました。

背中に麻酔打つなんて初めてです。
怖すぎて涙が出てきて、看護師さんに具合いが悪いのかと心配されました(笑)

麻酔の注射はというと…先生がとっても上手だったのかあっという間に終わり、こんな私でも「あれ?意外に平気だ」という程度でした。

でもその後の、「管を通しますね」の言葉に、再度泣きそうに(笑)
管って?!怖すぎます。

私は極力背中の状態を想像しないよう努めました(笑)

内診中に破水

無痛分娩の為の麻酔を打ち終わり、陣痛室に戻った後の内診中になんと破水しました!

「破水した!」という声が聞こえ、突如バタつき始めた現場。
夫が来院した直後だったのですが、すぐに夫は端の方へ(笑)

私はすぐに分娩室へ移動することになりました。
しかし、立とうとしても足に力が入らず、看護師さんの肩を借りてなんとか立ち上がることができました。麻酔ってこんなに効くんですね。

すると、

ビシャーーーーーーーー

私の足元が水浸し。

あぁ、これが破水か。

麻酔のせいか、妙に冷静な私(笑)

破水ってすごいですね。
これが外出中だったらどうしていたんだろう…って後から思ってしまいました。

分娩台になんとか乗り、指示を受けながらその通りに呼吸をしました。途中で「まだ!」と、言われた気がします…(笑)

そんな中、「赤ちゃんの心拍が下がってきている。」言われました。

赤ちゃんの心拍が落ちる

「赤ちゃんの心拍が下がってきている。」

え?やだ。やだやだやだ。
赤ちゃんに何かあったら絶対にやだ。
もう少しで会えるのに、ここで何かあったら絶対にやだ(涙)

担当医から、

「このままもう少し頑張ってみてもいいけど、リスクはあるし、赤ちゃんに負担がかかる。」
「赤ちゃんに負担をかけない為に、すぐに帝王切開をするか。」

といった内容を言われました。

どうやら私の骨盤が狭く、赤ちゃんがひっかかっている状態だったようです。もう、帝王切開の恐怖なんてこの時は全く考えませんでした

赤ちゃんに負担がかかっている。
少しでも早く助けてあげなきゃ。

「帝王切開でお願いします。」

そう、すぐに答えました。

緊急帝王切開へ

分娩室での「緊急帝王切開!」の先生のかけ声に、またもやバタバタし始める現場。

私は全く体に力が入らず、重い体を看護師さんに預けながら、なんとか車椅子に乗りました。

手術室に着いて台に上がり、「赤ちゃん大丈夫ですか?」と、麻酔で今にも目を閉じてしまいそうな中、看護師さんに聞いていたのを覚えています。

お願い、無事でいて…。

お腹の辺りで取り出されるような感覚があったかと思うと、元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえてきました。

あ、産まれた…泣いてる…元気でよかった…

看護師さんが私の顔の方まで赤ちゃんを連れてきてくれました。
私は眠気との闘いで、ふわふわとした気持ちでぼんやりと我が子を見ました。

我が子に初めてかけた言葉

「頑張ったね」
「ありがとう」

私が娘にかけた最初の言葉です。
無事に産まれてきてくれた我が子を見て、真っ先に出た言葉でした。

10ヶ月お腹の中にいた子が、目の前にいるという何とも言えない不思議な感覚。やっと会えました。

ありがとうの気持ちが溢れる

麻酔で今にも眠ってしまいそうな中、手術室の天井を見ながらありがとうの気持ちが溢れてきました。

ママとパパのところに来てくれてありがとう

元気に育ってくれてありがとう 

先生、看護師さん無事に赤ちゃんに会わせてくれてありがとう

妊娠期間中たくさん支えてくれた夫、ありがとう

電車で席を譲ってくれた人達もいたな…ありがとう

両親にもたくさんサポートしてもらったな…ありがとう

娘が誕生するまでの間にいろんな人達に支えてもらったことを実感しました。

自分たちの子が元気に生まれてきてくれたこと。
やっと会えたこと。
それがこんなにも嬉しくて幸せなことなんて…。

誕生日って親にとっても特別な日ですね。

そんな私はありがとうの数を数えているうちに眠ってしまったようです。気付いたら病室のベットの上にいて、夫が手を握ってくれていました。

そんなこんなで、想像していたお産とは全く違うまさかの帝王切開での出産となりました。

まとめ|まさか緊急帝王切開で産むことになるとは思わなかった。

自然分娩で産むと思い込んでいましたが、まさかの緊急帝王切開での出産となりました。

今まで無痛分娩や帝王切開の麻酔や手術に抵抗がありましたが、一番は「赤ちゃんが無事で産まれてくること」だと、この出産を経験して強く思いました。

理想の出産とは違いましたが、ずっと会いたかった我が子に母子ともに元気で会えたことにありがとうの気持ちが止まりませんでした。

今でもこの時の気持ちを時々思い出し、目の前にいる我が子をより愛おしく感じています。反抗期にも定期的に思い出そうと思います(笑)