
公園からなかなか帰らない。
公園に限らず、遊びに夢中でなかなか帰れないなんてことはよくありますよね。
子どもが満足するまで、思いっきり遊ばせてあげたいという気持ちはありますが、その後のお風呂やご飯の予定が頭の中をよぎります。
4歳、1歳を育てている私も、公園から帰るのに苦労しています。
毎回、声かけや対応方法を試行錯誤しているところです。
今回はそんな日常での声かけや対応方法をご紹介します。
子どもの気持ちに共感する

声かけをする前に、まずは子どもの気持ちに共感してみるようにします。
「なかなか帰らない」というところばかりに意識が向くと、声かけがキツくなってしまうことがあるからです。
「言うことを聞かない」という視点だと、ただただイライラしてしまいますよね。恥ずかしながら、私自身がそうです。
その後の予定が頭をよぎったり、すんなりいかなかったりすることに何度イライラしてしまったことか…(笑)
ひと呼吸置き、子どもの目線になって今の気持ちを想像してみると、そんなイライラした気持ちが少し落ち着きました。
「友達と遊ぶの楽しいなぁ!」
「走るの楽しいなぁ!」
「楽しいなぁ!」
私が想像したところ、娘は楽しくて仕方ないのだと。
そっか、そっか、楽しいんだな。
楽しいよね〜。
そうだよね〜。
どうですか?
「なかなか帰らない」とだけ考えたときと、一度子どもの気持ちに共感したときとでは、その後に口から出てくる言葉や声のトーンなどが変わりそうじゃないですか?
これで、声かけをする前の親の準備はバッチリです!
声かけ実践例5つ

それでは、実際にどのような声かけをしたらいいのか。
私が子どもたちを公園に連れて行った時に試した声かけを5つご紹介します。
①「16時になったら帰ろうね」
事前に帰る時間を一緒に確認します。
16時半までにはお風呂場にいたいので、16時を目安に設定しています。
そのため、「帰ったらお風呂に入るから、16時には帰りたい。」ということを遊ぶ前に伝えておきます。
②「あと10分したら帰る時間だよ」「あと10分遊べるよ」
帰る時間が迫ってきたら、「あと10分だよ」などと、前もって声をかけます。
レストランにいて突然、「はい!閉店なので今すぐ出てくださーい!」と言われたら、大人でもびっくりですもんね(笑)
ただ、我が家の例ですが、1歳の娘は「あと何分」という理解が難しいので、「あと、ブランコと滑り台したら帰る時間になるよ。」と、遊ぶもので伝えるようにしています。
一応言葉では、「あと10分遊べるよ〜。」とも伝えますが、こういう言葉もあるから知っておいてね〜という気持ちで話しているだけです。
③「あと何回したらおしまいにする?」
子どもに遊具で何回遊んだら帰るのかを決めてもらいます。
「あと1回と2回どっちがいい?」と選択肢を与えるのもいいかもしれません。とんでもなく多い回数を言われる前に、このように先手を打つのもありです(笑)
あと1回とこちらが決めてしまうよりも、自分で決められることで満足度が上がるのではないでしょうか。
④「けんけんぱで出口まで行ける?」
ゲーム風にしてしまいます。
出口まで誘導作戦です。
例えば、ブランコや滑り台で遊んでいてなかなか帰れなかったら、その遊具の近くからけんけんぱ用の⚪️を地面に描きます。
友達がいれば友達も一緒に、ママと子どもたちだけなら、ママも一緒に参加しちゃいましょう♪
⑤「この線の上を歩けるかな〜?」
上記と似ていますが、今度は線を出口まで描いて誘導する作戦です。
まっすぐの線だけではなく、どうせならくねくね線、ギザギザ線、ぐるぐる線などいろんな線を描いて楽しみながら出口へ誘導してしまいましょう♪
「落ちたらワニに食べられちゃう!」など、想像を膨らませるのも楽しいかも。
出口まで行けたら、「ゴーール!」
その他の対応方法6つ

上記の声かけ以外に、私が意識していることをご紹介します。
①役割を与える
普段ママがやっていることを、子どもにやってもらいます。些細なことで大丈夫です。
少しでも、今の遊びから気持ちが離れる瞬間を作るきっかけになれば、と思ってしています。
例えば、自転車の鍵を開けること。
「ヘルメットを被ったら、自転車の鍵を開けてくれる?」と子どもにお願いすると、とても張り切ります。
普段はママがしていることなので、鍵に触れることとママがしていることを自分ができるということに特別感があるようです。
他には、ママのリュックのチャックを閉めてもらうこと。
「閉められないんだけど、お願いしてもいい?」と、困っているママを助けてもらいます。
帰る準備に関係のあることを何かお願いすると、スムーズかもしれません。
②帰宅後の楽しみを作る
帰ったらどんな楽しみが待っているのかを伝えるのもありです。
公園からなかなか帰れないのは、そこが楽しいから。
帰ってからも楽しいことがあることに気付いてもらいましょう。
例えば、娘は入浴剤を入れるのが好きなので、「帰ったら入浴剤を入れるのをお願いしてもいい?」と声をかけています。
帰宅後のルーティンに合った声かけをすると、スムーズかと思います。
例えば、帰宅後夜ご飯を食べるなら、「使うコップを選んでもらえる?」「今日はご飯をよそうのをお願いしてもいい?」など。
③荷物があるところ(帰宅に導ける場所)まで競争
リュックや水筒を持ってきていたら、その場所まで競争します。
できたら、荷物を身に付けるところまでできると、より帰りがスムーズかと思います。
荷物がなければ、出口付近の目印になるところまで競争。
出口より手前のものをゴールに設定するなどして、勢いで出口から飛び出して行かないように気を付けてください。
④通行チケットを持ってきてもらう
葉っぱなどを公園から外へ出られる通行チケットとして設定します。
通行チケット1枚を自分で探して選んでもらい、大事に持って出口にかざして一緒に外に出ます。
「もう一度!」となったら、「家のドアでも試してみよう!」など、他の場所でも使えるか試しながら帰るのも楽しいかもしれません。
⑤帰り道を楽しくする
これもゲーム風にします。
帰り道、白い車を何台見つけられるか、丸い形が何個あるか予想するなど、見えるものを探すゲームです。
娘はこの方法が一番効果があり、「あ!あった!」「3個目見つけた!」と、探検している気持ちで楽しく帰ることができました。
ちなみに、帰り道に限らず、車などで移動している時にもこのゲームは楽しめます。
「アルファベット」「数字」などテーマを決めて、車から見つけるのも楽しいです。
⑥できたことを言葉にして伝える
子どもができたことを言葉にして伝えます。
「時間通りに帰れたね。」
「あと何回って、自分で決めた約束を守れたね。」
と、言葉で伝えることで、自分ができたことを意識しやすくなります。
「すぐに帰れたから、ママ助かったよ〜。」と、ママの気持ちも一緒に伝えると、より自己肯定感が高まるはずです♪
娘はよく、「⚪️⚪️(自分の名前)、〜できたんだよね♪」と得意気に話してくれるので、子どもにとって嬉しい声かけなのだと実感しています。
やらないようにしていること2つ
これまで、意識してやっていることをご紹介しましたが、反対にやらないようにしていることもあるのでご紹介します。
①物で釣る
自分の意思で動けるようになってもらいたいので、物では釣らないようにしています。
例えば、「お菓子あげるから帰ろう。」と声をかけて、遊びを切り上げられたとしても、毎回何かしらもらえないと動けなくなるのではないかと思うのです。
自分で「帰る」という選択をすると、他の場面でも自分の意思で動けるようになっていくのではないでしょうか。
②脅すような言葉を使う
「置いて帰るよ。」と言いたくなるところですが、そこをグッと堪えています。
脅すような言葉って、即効性があるのでつい使いがちですよね。
ただ、脅す言葉は子どもにとってただ怖いだけで、「時間になったから帰る」とは別の理由で帰ることになってしまいます。
しかも、「置いて帰る」と言っても実際に置いて帰ることはできないので、「なんだかんだ言ってママはいる」と学んで、そのうち全く効き目がなくなるなんてことも。
帰る理由を伝えて、どうして帰らないといけないのかを理解できるように心がけています。
まとめ|声かけは遊び心で♪気持ちに共感してみよう!
いろんな声かけ例をご紹介しましたが、参考になるものはありましたでしょうか。
様々な声かけがありますが、遊び心を入れるとこちらも楽しいです。
ただ、色々試しても帰らないときは帰らないですよね。
まさに昨日の娘がそうでした(笑)
うまくいったらラッキーくらいの気持ちで日々試してみると、気持ちが楽かもしれません。

